PROXIMA;INVISIBLE NUPTIALS

    プロキシマ;見えない婚礼

    体裁:A5/196頁/上製本(シルクサテン装・三方小口銀箔)/総写真図版95点(内カラ−74点)
    装丁:小林健二 編集:三菱地所アルティアム
    発行
    :銀河通信社 価格:\3,800

    ※2000年にアルティアムで開催された小林健二個展の図録に加え、これまで彼がメディアに発信し続けて来たメッセージを抜粋し作品
    とともに掲載。内容、装丁ともに美しい本です。

    展覧会に展示された、天然の鉱石や電波を受信する装置、やわらかな光りを放つもの、文字、きれいな色、かすかな音、手触りの良さを感じさせるもの、いい香りのするものといった、人を惹きつける要素に満ちた作品の数々は私たちにじっくりと観察させ、何かを考えたり、心やすらいだりするきっかけを与えてくれました。今回の展示で、作品がかたちとなる過程に使われる道具を実際手にとってみることができたり、愛読書やさまざまな標本などを実際見ることも出来たことは、小林氏自身が作品にかけた時間の流れすべてが今あるかたちに作用していることを感じずにはいられないものになったのではないでしょうか。本展を鑑賞された方々もさまざまな感想を抱かれたと思いますが、展覧会を鑑賞して、もし、何かこころ動かされたことがあったら、この本を読んで何か大切なものを得たとしたら、それが「アート」の力であるということを信じていただきたいと思います。 
    (本文スタッフの感想より)


プロキシマとは星の名です。ケンタウルス座のα星の伴星の1つで、主星が明るいため見つけにくい星であります。またこの星はNearest Star(最近星)と言われ、地球に最も近い恒星として人間に知られていて、地球からの距離は約4,27光年で、27万天文単位、つまり地球から太陽までの距離のおよそ27万倍という事になります。この少し想像を超えてしまうような遠方の星が、地球人にとって最もプロキシマ(すぐそばの意)な星なのです。そしてこのプロキシマのあたりは、地球型の生命系の存在が最も期待されている場所でもあるのです。ある日。宇宙から見ればそんなに近くの、そしてそれほど遠い方向から、ぼくは1通の幻をもらったような気がしたとしてください。(序文より)

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